泰豊トレーディングさんとは師匠の元で修業している時から10年以上のお付き合いになります。
数ある材料屋さんの中で泰豊トレーディングさんと付き合い続けている理由は、やはり小ロットでも細かい要望を聞いていただけることにあります。
手仕事で腕時計を製作していて、主に時計ケースに使用する真鍮を購入させていただいていますが、真鍮ワイヤーの太さやなますかどうか、真鍮板材を切削か曲げるかで真鍮の品質を変えていただいたりなど細かい点も気にしていただけます。
他にもミリ単位での材料の切断も小ロットで受けていただいたりなどカタログにない品も相談に乗っていただけてハンドクラフト製品を作るうえで大変助けられています。
またアトリエの場所が蔵前で比較的泰豊トレーディングさんから近いこともありますが社長さんが自ら注文品を届けていただけているのでちょっとした相談も聞いていただけるのでありがたいです。
今後も長いおつきあいをしていただければ幸いです。
ARKRAFT
古くから職人街や鞄資材の問屋街として知られる東京の下町・蔵前にあるアトリエ兼店舗で、オリジナルの腕時計を製作している時計ブランドです。
真鍮やシルバーなど昔からアクセサリーで使われる金属で時計ケースや文字盤を、植物性タンニン鞣し革で時計ベルトを1点1点手作りで製作しています。
腕時計の[道具としての美しさ]を基本テーマに
- 腕時計の歴史が作り上げてきた伝統的なデザインと手作りならではの隙や遊びを融合させた[Standard]
- 1900年代前半～半ばの古き良き時代の時計デザインをベースにした[Classical style]
- 現代的なシンプルさや遊び心を意識した[Modern style]
- 手作りならではの独創性や個性を意識した[Unique style]
の4ラインを軸に、さまざまな時計を製作しています。
2006年
誰にも手が届く価格帯で個人が表現できる手作り腕時計の世界観に惹かれ、約30年間手作りで腕時計を作り続けてきた篠原康治が代表を務めるJHA(Japan Handcraft watch Association)入社。
当時直営店としてLoft 渋谷店に展開していた「手造り時計工房」（2010年閉店）店長として勤務、同時に時計教室で篠原氏から手作り時計の製作を学ぶ。
2009年
JHA工房へ移り、修理担当として働きながら時計作家「ARAKI/A.r.k」として製作開始。
2012年
JHAの工房から独立。「ARKRAFT」として東京の蔵前にアトリエ兼ショップをオープン。
